岡山から広島県の玖波まで、自転車で走った。
3日め 尾道~呉 約83km
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2017年12月29日木よう日午前6時30分、私は尾道にいた。
昨夜は、フジホステルさんというゲストハウスに泊まった。
シンプルな設備でありながら、清潔であり、オーナーは
とてもいい人であった。1泊2,500円という低料金でありながら、
快適にすごすことができた。
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尾道のフジホステルさん
ローソン尾道東御所町店で、おにぎり2個と野菜ジュース
を買って、朝食にした。
店の前に単管パイプでつくったロードスポーツ用の
自転車置き場がある。尾道では、これをよく見かける。
私の自転車は、輪行をするため、キックスタンドを
つけていないので、ちょっとだけありがたい。
まあ、これがなくても、壁に立てかければいいだけの
ハナシなんだけど。
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単管パイプでつくった自転車置き場
国道2号線を西にすすむ。
道路に「呉 Kure→」と書いた自転車向けの案内がある。
しかも、迷わないように、ずっと水色に塗られている。
ずいぶんと、お金がかかったことだろう。
なにも、自転車乗りをここまでバカ扱いしなくても
いいのではないか、と思うけど、外国人のサイクリストも
多く来ている現在、必要な対策なのかもしれない。
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呉と書いた道路案内標識
三原市に入る。
糸崎(いとざき)駅には、むかしは機関区(機関車の整備
などを行う施設)があった。C62型、C59型など、
呉線の列車をけん引する大型の蒸気機関車が多数所属し、
鉄道ファンの聖地であったところだ。
呉線の蒸気機関車は、1970年9月まで運転された。
当時、私はまだ中学生であったが、大阪から山陽本線に乗って、
糸崎機関区のC62を見に来たことがある。
そんなことを思い出した。
現在の糸崎駅は、その頃の面影はない。
糸崎機関区があったあたりには、現在は貨物駅となっているが、
それほど活用されている感じではない。
ひっそりと、静まり返っている。
「大型蒸機の基地? そんなこともあったかな。」
という感じで、静かに余生を楽しんでいる感じであった。
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糸崎駅にて
三原で国道2号線から国道185号線に入った。
須波(すなみ)駅のちかくで、海沿いに走る。
瀬戸内海は、まるで池のようで、波はほとんどない。
幹線国道でありながら、堤防の高さは3メートルくらいしかない。
こんなの、太平洋岸では考えられない。
そのぶん、海をまぢかに見ることができる。
すぐそこに、島がある。
ほんとうに、500メートルから1kmくらいの距離である。
瀬戸内海を旅しているな、という感じがする。
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国道185号線 須波付近にて
忠海(ただのうみ)に着く。
ここから、大久野島(おおくのじま)に行く船が出ている。
大久野島は、戦時中、陸軍の毒ガス製造を行っていた
という暗い過去がある。当時、島には6,500名もの人が
働いていた。
近年では、多数のウサギが生息することから、
ウサギの楽園として売り出している。
島には年間約10万人もの観光客が訪れるようになったようだ。
行ってみたいけど、あまり寄り道ばかりしていると、
広島まで行けなくなってしまう。
船の乗り場で、写真だけ撮った。
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忠海港にて
JR忠海駅に行く。
待合室は、椅子とテーブルがあって、無料の無線LAN
も備えられていた。隣接するファミリーマートで
コーヒーを買って、ちょいと休憩させてもらう。
駅舎のなかに、「ふれあいステーションただのうみ」
という福祉施設が併設されている。
お役所は「ふれあい」という言葉が大好きである。
竹原市の観光ポスターが貼ってあった。
ALICE'S ADVENTURE in Takehaland、
つまり、竹原市(含む大久野島)におけるアリスの冒険、
というキャッチフレーズであった。
ビジュアルは、女性と時計を持ったウサギ。
つまり、明確に不思議の国のアリスを意識したものに
なっている。
ただし、モデルさんは少女ではない。
大人のおねえさんである。しかも、網タイツをはいている。
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ALICE'S ADVENTURE in Takehalandのポスター
いかがなものか、と思う。
やはり、ここは10才くらいの白人の美少女を使って、
水色のエプロンドレスを着せないと、アリスらしくない
のではないか。
なんでもかんでも、ディズニーアニメのイメージに
合わせなければならない、ということではないけれど、
アリス=白人の美少女というイメージが浸透している
現状に対して、いきなり大人の日本人女性を使われても、
見る方はピンとこないと思うのだ。
※と思ったら、動画では竹原の日本酒を飲むシーンがあった。
大人の女性を使わざるをえない事情があるのであった。(笑)
竹原市公式チャンネル (動画)
https://www.takeharakankou.jp/movie
(つづく)
3日め 尾道~呉 約83km
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2017年12月29日木よう日午前6時30分、私は尾道にいた。
昨夜は、フジホステルさんというゲストハウスに泊まった。
シンプルな設備でありながら、清潔であり、オーナーは
とてもいい人であった。1泊2,500円という低料金でありながら、
快適にすごすことができた。
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尾道のフジホステルさん
ローソン尾道東御所町店で、おにぎり2個と野菜ジュース
を買って、朝食にした。
店の前に単管パイプでつくったロードスポーツ用の
自転車置き場がある。尾道では、これをよく見かける。
私の自転車は、輪行をするため、キックスタンドを
つけていないので、ちょっとだけありがたい。
まあ、これがなくても、壁に立てかければいいだけの
ハナシなんだけど。
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単管パイプでつくった自転車置き場
国道2号線を西にすすむ。
道路に「呉 Kure→」と書いた自転車向けの案内がある。
しかも、迷わないように、ずっと水色に塗られている。
ずいぶんと、お金がかかったことだろう。
なにも、自転車乗りをここまでバカ扱いしなくても
いいのではないか、と思うけど、外国人のサイクリストも
多く来ている現在、必要な対策なのかもしれない。
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呉と書いた道路案内標識
三原市に入る。
糸崎(いとざき)駅には、むかしは機関区(機関車の整備
などを行う施設)があった。C62型、C59型など、
呉線の列車をけん引する大型の蒸気機関車が多数所属し、
鉄道ファンの聖地であったところだ。
呉線の蒸気機関車は、1970年9月まで運転された。
当時、私はまだ中学生であったが、大阪から山陽本線に乗って、
糸崎機関区のC62を見に来たことがある。
そんなことを思い出した。
現在の糸崎駅は、その頃の面影はない。
糸崎機関区があったあたりには、現在は貨物駅となっているが、
それほど活用されている感じではない。
ひっそりと、静まり返っている。
「大型蒸機の基地? そんなこともあったかな。」
という感じで、静かに余生を楽しんでいる感じであった。
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糸崎駅にて
三原で国道2号線から国道185号線に入った。
須波(すなみ)駅のちかくで、海沿いに走る。
瀬戸内海は、まるで池のようで、波はほとんどない。
幹線国道でありながら、堤防の高さは3メートルくらいしかない。
こんなの、太平洋岸では考えられない。
そのぶん、海をまぢかに見ることができる。
すぐそこに、島がある。
ほんとうに、500メートルから1kmくらいの距離である。
瀬戸内海を旅しているな、という感じがする。
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国道185号線 須波付近にて
忠海(ただのうみ)に着く。
ここから、大久野島(おおくのじま)に行く船が出ている。
大久野島は、戦時中、陸軍の毒ガス製造を行っていた
という暗い過去がある。当時、島には6,500名もの人が
働いていた。
近年では、多数のウサギが生息することから、
ウサギの楽園として売り出している。
島には年間約10万人もの観光客が訪れるようになったようだ。
行ってみたいけど、あまり寄り道ばかりしていると、
広島まで行けなくなってしまう。
船の乗り場で、写真だけ撮った。
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忠海港にて
JR忠海駅に行く。
待合室は、椅子とテーブルがあって、無料の無線LAN
も備えられていた。隣接するファミリーマートで
コーヒーを買って、ちょいと休憩させてもらう。
駅舎のなかに、「ふれあいステーションただのうみ」
という福祉施設が併設されている。
お役所は「ふれあい」という言葉が大好きである。
竹原市の観光ポスターが貼ってあった。
ALICE'S ADVENTURE in Takehaland、
つまり、竹原市(含む大久野島)におけるアリスの冒険、
というキャッチフレーズであった。
ビジュアルは、女性と時計を持ったウサギ。
つまり、明確に不思議の国のアリスを意識したものに
なっている。
ただし、モデルさんは少女ではない。
大人のおねえさんである。しかも、網タイツをはいている。
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ALICE'S ADVENTURE in Takehalandのポスター
いかがなものか、と思う。
やはり、ここは10才くらいの白人の美少女を使って、
水色のエプロンドレスを着せないと、アリスらしくない
のではないか。
なんでもかんでも、ディズニーアニメのイメージに
合わせなければならない、ということではないけれど、
アリス=白人の美少女というイメージが浸透している
現状に対して、いきなり大人の日本人女性を使われても、
見る方はピンとこないと思うのだ。
※と思ったら、動画では竹原の日本酒を飲むシーンがあった。
大人の女性を使わざるをえない事情があるのであった。(笑)
竹原市公式チャンネル (動画)
https://www.takeharakankou.jp/movie
(つづく)