三脚につける「エレベータフック」を自作してみた。
I have a hook. And I have a nut.
ズン!
...フ、フックナット?
ではなくて、これはれっきとしたカメラのアクセサリー
なのである。スリックでは「エレベーターフック」、
ベルボンでは「エンドフック」という商品名で売っている。
ちなみに、ジッツォでは「センターポールエンドフック」、
マンフロットは...知らん。
作り方は簡単で、DIY店でフック(100円)と、
1/4インチの高ナット(60円)を買ってきて、
ハンダ付けする。
それだけ。
え? どうやって使うのかって?
三脚のエレベーター下部につけて、おもりを吊るす。
それだけで、三脚はぐっと安定する。
おもりは、そのへんに落ちてる石とか、
なければ、カメラバッグでもいい。
エレベーターフックを使って三脚を安定させたところ
基本的に、三脚は重い方が安定する。
ということで、望遠レンズを使う人は、大きくて重い
三脚を使うことが必須となる。
だいたいの目安として、35ミリ換算で200ミリ望遠までだと、
スリックのマスター、それ以上だと、グランドマスターが
必要になるね。
さらにいうと、夜景など、長時間露光をする人は、
1クラス上の三脚が必要になる。
ぶっといパイプの大型三脚で、スリックだとプロシリーズ。
あるいは、おフランスのジッツォなどだね。
けれども、ものごとには限度というものがある。
クルマならともかく、鉄道などで旅行をするのに、
そんな重い三脚を持って歩くわけにはいかない。
ジッツォなんか持ったりしたら、電車に乗るのも
ひと苦労である。
ということで、旅行がすきで、かつ風景写真を撮る人は、
小型の三脚に、おもりをぶらさげて安定させる
アクセサリーが必需品になるというわけ。
これまで、私はスリックのマスターにストーンバッグ
をつけて撮っていた。それだと、35ミリ判で
300ミリの望遠まで、6✕9センチの中判だと、
100ミリまでなら、なんとかなる。
けれども、今回、買ったグランドマスターは
ストーンバッグだと、重心が高い感じがする。
ということで、エレベーターフックをつけてみようと思ったわけ。
ま、買ってもいいのだけど、正直いって、こんなものに
1,000円も出す気にはなれないので、自作してみた。
ということで、今回の記事のまとめであるが、
三脚を安定させるフックは、各社とも商品として
出しているが、ハンダ付けができる人ならば、
簡単に自作できるから。
え、いまのカメラには手ぶれ防止機能がついている
じゃないかって? だから、三脚みたいなもん、
使うやつは、時代遅れだって?
じつは、カメラにもよるけど、手ぶれ防止機能って、
超音波モーターとか、アクチュエータが常に自己発振
(微振動)をしている。だから、完全にシャープな像は
撮れないんだよね。
とりわけズームレンズで、なかのレンズを動かす方式だと、
大きな問題になる。
ということで、鳥とか昆虫なんかを撮る人ならともかく、
風景を撮る人の多くは、手ぶれ防止機能をオフにして
三脚を使っているね。
もちろん、手ぶれ防止機能がスグレものであることは
わかる。標準レンズで、1/15秒といったシャッターが
気軽に押せるというのは、大発明だよね。
けれども、風景を撮っていると、F22とかF32といった
絞りを使うから、昼間でも1/8秒とか1/4秒といった
シャッターをきることがざらだから。
時代遅れと言われようが、なんと言われようが、
三脚は手放せないのである。
I have a hook. And I have a nut.
ズン!
...フ、フックナット?
ではなくて、これはれっきとしたカメラのアクセサリー
なのである。スリックでは「エレベーターフック」、
ベルボンでは「エンドフック」という商品名で売っている。
ちなみに、ジッツォでは「センターポールエンドフック」、
マンフロットは...知らん。
作り方は簡単で、DIY店でフック(100円)と、
1/4インチの高ナット(60円)を買ってきて、
ハンダ付けする。
それだけ。
え? どうやって使うのかって?
三脚のエレベーター下部につけて、おもりを吊るす。
それだけで、三脚はぐっと安定する。
おもりは、そのへんに落ちてる石とか、
なければ、カメラバッグでもいい。
エレベーターフックを使って三脚を安定させたところ
基本的に、三脚は重い方が安定する。
ということで、望遠レンズを使う人は、大きくて重い
三脚を使うことが必須となる。
だいたいの目安として、35ミリ換算で200ミリ望遠までだと、
スリックのマスター、それ以上だと、グランドマスターが
必要になるね。
さらにいうと、夜景など、長時間露光をする人は、
1クラス上の三脚が必要になる。
ぶっといパイプの大型三脚で、スリックだとプロシリーズ。
あるいは、おフランスのジッツォなどだね。
けれども、ものごとには限度というものがある。
クルマならともかく、鉄道などで旅行をするのに、
そんな重い三脚を持って歩くわけにはいかない。
ジッツォなんか持ったりしたら、電車に乗るのも
ひと苦労である。
ということで、旅行がすきで、かつ風景写真を撮る人は、
小型の三脚に、おもりをぶらさげて安定させる
アクセサリーが必需品になるというわけ。
これまで、私はスリックのマスターにストーンバッグ
をつけて撮っていた。それだと、35ミリ判で
300ミリの望遠まで、6✕9センチの中判だと、
100ミリまでなら、なんとかなる。
けれども、今回、買ったグランドマスターは
ストーンバッグだと、重心が高い感じがする。
ということで、エレベーターフックをつけてみようと思ったわけ。
ま、買ってもいいのだけど、正直いって、こんなものに
1,000円も出す気にはなれないので、自作してみた。
ということで、今回の記事のまとめであるが、
三脚を安定させるフックは、各社とも商品として
出しているが、ハンダ付けができる人ならば、
簡単に自作できるから。
え、いまのカメラには手ぶれ防止機能がついている
じゃないかって? だから、三脚みたいなもん、
使うやつは、時代遅れだって?
じつは、カメラにもよるけど、手ぶれ防止機能って、
超音波モーターとか、アクチュエータが常に自己発振
(微振動)をしている。だから、完全にシャープな像は
撮れないんだよね。
とりわけズームレンズで、なかのレンズを動かす方式だと、
大きな問題になる。
ということで、鳥とか昆虫なんかを撮る人ならともかく、
風景を撮る人の多くは、手ぶれ防止機能をオフにして
三脚を使っているね。
もちろん、手ぶれ防止機能がスグレものであることは
わかる。標準レンズで、1/15秒といったシャッターが
気軽に押せるというのは、大発明だよね。
けれども、風景を撮っていると、F22とかF32といった
絞りを使うから、昼間でも1/8秒とか1/4秒といった
シャッターをきることがざらだから。
時代遅れと言われようが、なんと言われようが、
三脚は手放せないのである。