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Channel: 続・国道な日々
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白内障の手術を受けてきた 2

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白内障の手術を受けてきたのだが。
そのつづきである。

2016年6月23日午前10時、私は小平市の
公立S病院にいた。
病院の受付でかかりつけの先生に書いていただいた
紹介状を出し、眼科の待合室に行く。
名前をよばれて、まずはひととおりの視力検査を受け、
さらに、医師の診察を受けるため、
診察室に入って行った。

白内障の手術を希望していること、その経緯などは
紹介状にすべて書いてあるだろうから、
とくに話すこともない。きわめて事務的に眼の診察をする。

医師「...。じゃ、早速ですけど、手術が可能かどうか
調べますので、血液検査を受けてください。」
私 「はい。」

血液検査とは、要するにHIVウィルスとか、
ウィルス性肝炎とか、血液で感染するような病気を
持っていないかどうかをチェックするためであろう。
これはまあ、パスするだろうな。

カルテを持って眼科を出て、採血室に行く。
結果が出るまで、1時間くらいかかるので、
セブンイレブンでコーヒーを買って飲んだ。
1時間後に名前を呼ばれた。

医師「takさん、手術はできませんねえ。」
私 「え?」
医師「最近、健康診断とか受けてます?」
私 「いちおう。ここんとこ、ちょっとサボってましたけど。」
医師「あなた、糖尿病になってますよ。」
私 「え、え、え?」

なんと、HbA1Cという項目が10%以上になっているという。
(正常値は5.8%以内)

医師「白内障の手術の前に、糖尿病をなおしてもらわないと。
内分泌内科の予約をとりますので、そっちにまわってください。」
私 「...はい。」


それにしても、知らないあいだに、血糖値がそんなに
上がっているとは、思ってもみなかった。
HbA1Cとは、簡単にいうと過去3ヶ月くらいの血糖値の
平均値であると考えればいいらしい。
記録をみると、前回の健康診断では、HbA1Cは5.9%
だったので、ぎりぎり引っかからなかったようだ。

私の場合、自転車旅行中は、しょっちゅう、血糖値が
下がりすぎて、ハンガーダウンを起こしているけれど、
ふだんの私は、食事はたっぷりとっているし、
甘いものも大好きである。とりわけ、清涼飲料水が
大好きで、ドクターペッパーを24本入りのケースで
買っている。知らず知らずのうちに、血糖値が高めの
生活をしていたらしい。


それにしても...。(汗)
若いときは血糖値が低めで、すぐにいらいらしていたのに。
最近、そういうことがなくなり、おれも人間がまるくなったなあ、
と思っていたら、なんと、糖尿病になっていたでござる。
いやはや、なんとも、である。
3日後、内分泌内科の診察を受けた。

医師「うーん、よくないですねえ。」
私 「はあ...。」
医師「とりあえず、入院ですね。」
私 「えーーーー!」
医師「インスリンを打ちますので、様子をみないと。
それと生活改善のため、栄養指導などをうけていただきます。
ということで、入院していただきます。」
私 「...はい。」
医師「入院中、1日の摂取カロリーを1700kcal以下にします。
それと、運動療法ですね。ウォーキングを1日1万歩以上。」
私 「はあ。」
医師「HbA1C6%台をめざしましょう。まだ若いんですから。
がんばってください。」

なんだか、えらいことになってきた。
人生初の入院が糖尿病とは。
とほほ、である。
(さらにつづく)

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