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Channel: 続・国道な日々
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沖縄レンタカー・レンタルバイク事情

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沖縄は日本で唯一、レンタカー・レンタバイクが実用的に
機能している場所だと思われる。


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今回私が借りたレンタカー

沖縄を旅行するとしたら、まず、考えなければいけないのはアシ、
すなわち、交通機関である。

沖縄には、鉄道はない。
かつては、那覇から嘉手納(かでな)、与那原(よなばる)
および糸満(いとまん)までの路線を持っていた沖縄電気軌道
なる会社が存在した。しかしながら、戦後、復活することはなかった。
現在は、那覇空港から首里をむすぶ「ゆいレール」があるが、
あれは鉄道ではなくモノレール。
距離も、わずか12.9kmしかないもんな。
ということで、島内の移動はバス、タクシーなどの公共交通機関を利用するか、
もしくは、自分でクルマ、オートバイを運転するしかない。

その公共交通機関であるが、バスはわりと高い。
たとえば、那覇空港から、今回、私たちが滞在した古宇利島(こうりじま)
に行こうとすると、まずは那覇空港から名護バスターミナルまで
行かなければいけない。
この料金が2,130円。
名護バスターミナルからは、沖縄バス・琉球バスの屋我地(やがぢ)線に乗って、
運天原(うんてんばる)まで行く。
この料金が710円。
ここから、徒歩3キロ。
つまり、ひとり片道で2,840円もかかったうえ、
30分も歩かなければいけないのである。

まあ、古宇利島までなら、まだいいけど。
沖縄で最も北にある集落の奥(おく)まで行こうとすると、
那覇から名護バスターミナルまでのほか、
名護バスターミナルから辺土名(へんとな)までが1,020円。
そして、辺土名から奥までが600円。
つまり、3回も乗り換えることが必要なうえ、
料金は、ひとり片道3,750円もかかる。


そのようなことから、沖縄ではレンタカーが利用されることが圧倒的に多い。
観光地の駐車場などでは、「わ」ナンバーがずらりとならぶ。
レンタカーの利用については、大手のレンタカー会社もあるけれど、
中小規模で格安のレンタカー屋さんも数多く存在する。
楽天トラベルなどで検索すると、たくさん引っかかってくるから。

今回、私が借りたのも格安のレンタカーである。
4泊5日で約12,000円であった。
7~8年前の日産キューブで、すでに12万キロ以上走っているクルマだったけど、
しっかり走ってくれた。
「クルマなんて、屋根がついていて、ちゃんと走ってくれれば問題ない。」
と思っている人にとっては、十分である。

レンタカーを利用される方に、注意事項を。
レンタカー屋さんの多くは、那覇空港から少しはなれたところにある。
沖縄を訪れる観光客の多くがレンタカーを利用することから、
帰りの客が集中する週末の午後などは、周辺の道路は大渋滞となる。
そうして、予定していた飛行機に乗り遅れる人も多いようだ。
レンタカーの返却については、なるべく早めに行ったほうがいい。
それと、みんな、乗りなれないクルマに乗るものだから、
すごく、事故が多いということである。
保険に加入することはもちろん、気をつけて走るにこしたことはないだろう。


オートバイ乗りにとっては、レンタルバイクも気になるところである。
50CCまでの原付1種、125CCまでの原付2種のほか、
250CC、400CCクラスまで、たくさんのレンタルバイクがある。
私自身は、スペーシー100を1週間借りたことがある。
料金は1週間で1万円もしなかったな
沖縄をオートバイで走る快感は、筆舌に尽くしがたい。
沖縄独特の色の海を見ながら走るのは、最高である。
でも、借りるとしたら、夏以外の季節がいいと思うけど。

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以前に私が借りたレンタルバイク (スペーシー100)



ということで、今回の記事のまとめであるが、
沖縄観光におけるアシは、レンタカー、レンタルバイクの利用が
料金も安く、便利である。それだけ。


レンタカーで目立つのは、韓国のヒュンダイ車。
内地では、まず見かけないけれど、沖縄島内のレンタカー屋さんでは、
わりとよく利用されている。
沖縄に行くたびに、乗ってみたい、と思っているのだけど、
残念ながら、一度もヒュンダイ車にあたったことはない。
どんな感じなんだろうな。


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