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バインディングペダルを買った

バインディングペダル(ビンディングペダル)を買った。


長年にわたり、ふつうのペダルとトゥークリップを愛用してきたけれど、
とうとう、バインディングペダルとシューズのセットを買うことにした。

その理由なのであるが、じつは7月に、ふくらはきの肉ばなれを
やってしまったのだ。テニスをしていて、つい、むきになってしまった。
いい年齢をして、やらかしちまったい

で、それはもう、すっかりなおったんだけど、それ以来、
ペダルを強く踏み込むのが、怖くて仕方がない。
「また、はなれてしまったら、どどど、どうしよう...。」
と思って、つい、かばってしまうのだ。

ということで、ペダリングの基本どおり、
なるべく、かかとをあげて足首を固定し、
前に蹴りだす動きと、引き足をつかって
こぐようにしているんだけど、そうなると、
やはりバインディングペダルがないとやりづらい。


かつて、私はLookのバインディングペダルとSIDIのシューズを使っていた。
けど、35年前に「ツーリングに行く。」という友人に貸したきり、戻ってこない。
その友人とは、まだ、年賀状のやり取りが続いているけど、
いまさら、「返してくれ。」というのも気がひける。
それに、来年の年賀状に「返してくれ」と書いても、
さ来年の年賀状に、「あー、あれなあ...。どっかいったわ」
という返事が来たら、2年という時間をムダにしてしまうし。

しょーがない。買うか。

ペダルは、amazonで調べて、シマノの一番安いやつを買った。
このブログでは、ステマとみなされたくないので、
なるべく、個別の製品名をあげて紹介するのは避けていた。
けど、読者様から、「製品名をきちんと書け。」という意見が
多く寄せられるので、はっきりと書くことにする。
買ったのは、シマノのPD-M530である。
ただし、購入はご自分の判断と自己責任でお願いします。
この記事を読んで商品を購入して、なんらかの障害が生じたとしても
takは責任を負いません。


で、シマノのPD-M530であるが、amazonで2042円であった。
安い。
クリートが付いて、この値段である。
クリートだけ買ったら1432円だから、
実質710円でペダルが手に入ったことになるね。

Image may be NSFW.
Clik here to view.
41Wi+UovoAL._SL500_AA300_.jpg

バインディングペダル  シマノPD-M530

シューズはWiggleで、同じくシマノの一番安いやつを買った。
シマノMT-23。4835円であった。
これも安いね。
ということで、ペダルとシューズで、合計6877円であった。

Image may be NSFW.
Clik here to view.
shimano-mt23-tour-shoes-12.jpg

シューズ  シマノMT-23


で、さっそく取り付けてみた。
なかなかいいね。
PD-M530は、バインディングペダルにしては踏面(とうめん)が大きくて、
やや重量がある。(約450グラム)
ということで、スポーツライディングにはむかない。
だから売れなくて、安売りしていたんだろうね。

けれども、私の場合、オートバイのライディングだけでなく、
自転車のライディングもどヘタだから、
ペダルの踏面は大きい方が都合がいい。
そのほうがペダルをひろいやすいし、また、クリートをはめやすいから。
それに私の場合、スタートでクリートをはめるのに、よく失敗するんだけど、
そういうときも、2~3回転ほど、土ふまずのところでこいで、
スピードをのせてから、あらためてはめることもできるし。
ということで、シマノPD-M530は、私のような
ヘタレチャリダーにぴったりである。


シューズのMT-23は、4835円という値段のわりにはしっかりしている。
さすがはシマノである。
コストパフォーマンスはきわめて高く、初心者からベテランまで、
満足することができると思う。
ソールがゴムでできていて歩きやすいから、輪行(自転車を分解して
鉄道や飛行機にのせて移動すること)のときに便利だし。

けれども、クリートを付けたままで歩けるのかな、と思っていたら、
実際には、カチカチと地面にあたってしまう
このままだと、電車や飛行機の床を痛めてしまって、
車掌さんやCAのおねえさんに怒られてしまうね。
ということで、移動のときはクリートキャップを付けるか、
ガムテープを厚く貼って、保護する必要がある。

それと、ソールがゴムでできていてやわらかいということは、
ペダリングのロスになる。ということで、長距離や長い登り坂をこぐと、
疲労につながるだろうね。
しったかの自転車屋などは、もっと高いシューズを買わせようとして、
ペダリングのロスのことを強調するかもしれない。
けれども、実際には、そのロスはわずかなものである。
それが問題になるのは、競技として自転車に乗っている人か、上級者だね。

現在の私は、平地での巡航速度は時速25kmから30kmくらい。
また、1日にこぐ距離は、せいぜい100~130㎞くらいである。
そんな私のようなヘタレチャリダーには、MT-23で十分である。
そのあたりは、使用目的と乗り手のレベルにあわせて、
用具を選ぶべきだね。



ということで、今回の記事のまとめであるが、
バインディングペダルは、自転車をツーリングに使っておられる方
にとっては、必須のアイテムというわけではないが、
ペダリングの効率は向上するし、疲労の軽減にもつながる。
MT-23のように、ゴムのソールで歩きやすいシューズも出ているから、
使ってみるのもいいかもしれない。


ところで、バインディングペタルから足がはずれなくて、
そのままコケてしまうという、いわゆる立ちゴケは、
誰しもが1回はやるものである。
私もやったことがあるね。
登り坂で急に勾配がかわるところで、シフトダウンが間に合わず、
そのまま、パタンとコケてしまった。
ヘタレチャリダーもいいとこだね。(笑)

その後、私はオートバイに乗るようになったので、
バランス感覚がきたえられ、完全にとまっても、
2~3秒は立っていられるようになった。
だから、もう、立ちゴケはしない。
ということで、はじめてバインディングペダルを使う方は、
完全に自転車を停止させた状態で、そのまま立つ、
スタンディングスティルの練習をするといいと思う。
これができるようになれば、余裕ができるし、
また、低速でバランスをとる練習をすると、まっすぐに走れるようになるから。
そうすれば、ライディングそのものも、格段に安定すると思う。


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